稗だらけになってしまった田んぼ

隠してしまいたい現実・・・

秋深まり実りの季節を迎え、ほおのき畑でも今週末刈取りを予定しています。

今年で二回目となる米作り。

結果から言うと、今年は大失敗。。。
昨シーズンよりも、作付面積が二倍以上になったのですが、
10枚ほどある田んぼのうち、
半分近くの田では草を抑えられなくて、ほとんど収穫ができないような状況になってしまいました。

初期除草を頑張るぞと意気込んでいたものの、田植えの直後の大事な時期に、いろいろ不調でしばらく動けず…
水取りの駆け引き(?)も勝手がわからず、遠慮してしまい、結局地面が水から出ている時期がけっこうあって…

そうなると、除草剤を使わないこの田は稗だらけになってしまいました。

そして
イグサの茂った田んぼ

初期に除草が出来たと思っていた田んぼでも、後から「イグサ」が生えてきて、すっかり稲を打ち負かしてしまいました。
下郷の「樋桶の里」の方とも話していたのですが、
この「イグサ」が生えだすと、稲のパワーを吸い取られて、ひょろっとしたみすぼらしい稲しかできない。
一度生えると非常にやっかいだそうで、来年からがまたおおごとだそうです。

合わせる顔もない・・・

近所のおいちゃん方には「今年はだめやったなぁ~」と同情されたり、
「ありゃぁ、あんまりやぜ。やっぱ除草剤くらいはなぁ、、、」と諭されたり。

苗作りやらで親身になってサポート頂いたアキトさんには、ほんとに合わせる顔もない。

皆の視線が痛い痛い…

そこまでして、農薬を使わないことにこだわる必要があるのか?

正直、そこまでして、農薬を使わないことにこだわる必要があるのか?
本気で考えるべき状況だと思われます。

私自身も、周りのみんなが除草剤を使う事に対して、悪いこととは決して思わない。
思えないです。
平日は普通に仕事に行き(家も朴木地区以外に移っている人が多い)、週末に朴木に上がってきて百姓仕事をする。
夏場は朝から夕方まで法面の草刈りです。
そんなにしてまで、先祖から受け継いだ土地、田んぼを守り、
美しい棚田の風景を守り、水路を守っている人たちがいる。
本当に尊敬に値します。
その営み全体に比べたら、除草剤を使うか使わないかなんて、ちっぽけなこと。
もし自分がお米を作っていなかったら、
私は除草剤を使って育てられたお米も、有難く頂きたい。そう思っています。

稲づくりの大変さは、自分でやってみて初めて分かりました。
無農薬だろうが慣行栽培だろうが、米作る人はみなエライ!

それでもやっぱり挑戦してみたい

今年は、全体としては失敗だったかもしれないけど、成功のヒントがない訳ではない。
一枚のある田んぼでは、雑草がほとんど生えずに、収穫まで漕ぎつけそうなのです。
約半分の田んぼでも、そこそこ出来は良さそう。
今年まずかった点、良かった点、
いろんなデータの蓄積ができました。

いまの個人の心情としては、厳しい現実を突きつけられつつも、
「来年はこういったことに気を付けてやってみよう」とか
「来年は緑肥と米ぬかを活用してみよう」とか
前向きなというか、挑戦的なというか、そういう心もちが勝っていて…
今の所、除草剤には頼るつもりはありません。

いつか、周りのみんなから「おお!今年は出来がよかったなぁ、無農薬でもできるんやなぁ。俺もやってみようかなぁ」と
言われる日が来ることを夢見て
またいろいろと試行錯誤していきます!

お!最後は前向きな文章になった(笑)